■茶渋=過酸化ナトリウム
過炭酸ナトリウムの特徴
茶渋とり
洗濯漕のカビ
お風呂の黒カビ
まな板やふきんの漂白
などに向いています。過炭酸ナトリウムは、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)と過酸化水素を 2:3 の割合で混ぜて出来たもの。
セスキ炭酸ソーダとの違いは、お湯に溶けやすい点とセスキ炭酸ソーダよりもアルカリ度が強い点。お湯に溶けると過酸化水素が発生して、炭酸ソーダが残ります。
過炭酸ナトリウムは漂白・除菌・消臭効果に優れている。
■トイレのサボったリングに=クエン酸スプレー
粉状のクエン酸を便器にばらまいても尿石はとれないが、液体のクエン酸スプレーを吹いてつけ置きするとキレイになる。
■重曹の特徴
レンジフード
オーブンレンジ
お風呂
などの掃除によく使われています。ただし、レンジフードやオーブンレンジのこびりついた汚れは重曹では落ちません。
重曹はソーダ類をつくる過程で発生する成分で、天然と人工があります。天然ものに比べて劣っているわけではありません。
重曹が使われるようになったのは明治時代のことと言われています。掃除だけでなく、入浴剤やスキンケア用品としても広く使われています。
重曹は消臭作用・研磨作用に優れている。
■セスキ炭酸ソーダの特徴
血液で汚れた衣服のつけ置き
普段使いの洗濯洗剤
台所回りのベタベタ汚れ
床や壁の掃除(※)
などに向いています。セスキ炭酸ソーダは、重曹と炭酸ソーダが混ざったもの。サラッとした粉末状で、水に溶けやすいアルカリ性です。程よいアルカリ性で水に溶けやすく常温での長期保存も可能です。
過炭酸ナトリウムと似た特徴をもっていますが、決定的な違いは漂白効果の有無。セスキ炭酸ソーダは漂白効果をもたないものの、手肌にやさしいです。ただしナチュラルとはいえアルカリ性ですので、肌が敏感な方は注意しましょう。